手術後に溜まった皮脂と角質を除去するケアです。
手術部位の傷口に触れないよう気をつけながらクレンジングすることが重要です皮膚の再生に効果的な波長帯の医療用LEDで細胞に吸収された光エネルギーが
ミトコンドリアを活性化させ細胞の再生産を促進させます。 また、微細血流循環を増加させながら組織を活性化させて再生効果だけではなく、 手術後の傷の治療や抗炎作用、痛みを減らすために効果的です。冷凍電気泳動療法で皮膚表面を冷却させて薬物を深く浸透させます。
手術後に拡張した血管を収縮させて紅潮や熱感を落ち着かせながら、 水分を補給することができます老廃物をリンパ管から排出させて手術後に生じる腫れや内出血を最小限に抑えます。
また、繊維質を肌の下に均等に配列させて、肌が凹凸になるのを防いで柔らかく 弾力のある肌に改善し、手術後のコラーゲン再生効果を促進させます。陽極イオンの同時浸透と微細電流振動を利用した新概念の皮膚治療法です。
1秒当たり100万回の細胞を振動させて細胞を構成する水分・タンパク質分子などの 細胞組織を活性化させ、老化防止と新陳代謝を促進させます。 また、血小板の固まりを解消させて内出血を和らげることができ、腫れやむくみにも 効果のある治療器具です。腫れ / 内出血管理
手術後適切な時期に自己管理をしていただくと炎症・腫れや痛み、内出血を和らげるために役立ちます。
冷やし(アイシング)
手術の初期に腫れや内出血がひどい時は、アイスパックを使用して冷やすことをおすすめします。
アイシングの目的は腫れや内出血を最小限に抑えることや痛みを軽減させることです。そのため手術後3~4日程度は定期的に冷やしていただくことが回復にとても役立ちます。
ここで注意すべき点は、冷やす際に綺麗に消毒されたガーゼやタオルなどを使用して、目とアイスパックの間に挟み冷気への直接的な露出を避け、手術部位に水がつかないように防ぐことです。
また、低温やけどの恐れがあるので1回につき10~15分程度冷やしていただき、1日3~5回程度が望ましいです。
温め
手術後ある程度時間が経つと出血・炎症が治まり、組織液の増加が一旦落ち着きます。この時からは細胞が円滑に循環し血管を拡張して組織液の吸収及び循環を助けますので、内出血を緩和させるために温める行為が必要になります。 血液循環が円滑に行われると損傷した組織の再生も早まり、早く回復することができますので、手術後腫れが収まるまでは冷やしていただき、その後は温めることが重要になります。
手術初期の傷部位のケア
傷跡管理の最も基本的なことは、傷の周りは常に清潔に保たなければならないという点です。 ですので傷跡に貼っているガーゼをこまめに交換しなければなりません。実際には傷跡の程度や手術方法などによって変わることがあるので、看護師の案内に従ってください。
抗生剤軟膏や眼軟膏を処方された場合は、病院からの案内に従って1日2~3回程度使用してください。
手術部位への刺激を最小限に抑える
手術部位が十分に回復するまでは手術部位にできるだけ刺激を与えないようにしてください。刺激とは手術部位を触ったり動かしたり、外部からの刺激にさらすなどの行為のことを言います。
そのため手術後は炎症が収まるまで温泉やサウナなどの熱気と湿気が強いところはお避けください。
そして手術部位の皮膚は防御機能がかなり低下している状態なので、紫外線に当たらないようにしなければなりません。 手術部位が紫外線に当たってしまうと傷跡の再生を妨げ回復が遅くなり、色素沈着や傷が残ってしまうことがあります。
紫外線は傷跡を悪化させることがある
手術部位が完全に治ったとしても、紫外線に当たらないよう日焼け止めや日傘などを利用して紫外線対策をしっかりと行ってください。